絞り(f値)を操れ!! 絞りを変えることでどんな効果があるのかいくつか紹介します!
最近一眼レフや、ミラーレスを買って写真撮り始めた!って方ツイッターでも結構見かけますし、写真撮ってる人でも全部オートで撮ってて設定なんか気にしてないって方結構いると思います。
なのでそんな方に、そーなんだ!ってなってもらえるようなf値についての話をしようと思います。
f値とは
f値というのは簡単に言うと光を取り込む量を表しています。
f値を小さくするほど取り込む光の量が多くなり明るく、大きくすると取り込む量が少なくなり暗くなります。
*f値は小さくすれば明るく、大きくすれば暗くなるので逆と勘違いしないように注意してくださいね😊
それだけ聞くとなんて事はないf値ですが、実はf値を使いこなせるようになると写真の幅がグッと広まります。
f値を変えるとボケが変わる!
先ほどあったようにf値は明るさを決める上で重要な役割をしていますが、"ボケ"にも一役かっています!(笑)
f値を小さくするほどボケが大きくなります!そのかわりピント深度(ピントの合う範囲)が狭くなるので、その分、気を使って合わせないといけません。
↑手前の草をぼかして全体を緑に、そして奥の鳥居に視線を誘導する。
また、その逆でf値を大きくすると手前にピントを合わせても、奥の風景にもピントが合うようになっていきます。
↑手前の草木から、奥の鳥居まで全体的にピントが合っている。
分かりにくい例で申し訳ないですが、ざっとこんな感じです。
ボケの使い分け方
どのようにして使い分けるかですが、これは自分の好みですね(笑)
手前の写真をぼかして1つの被写体に視線を誘導したい時や、背景の色を先ほどの写真のように草で緑にしてぼんやりさせたい時はf値を低くする。
その逆で、海や、山などの広大な風景を撮るとき、風景全体にピントを合わせたい時などはf値を上げれば良いと言う事ですね!
それと、ボケの大きさも使い分けれるようになればもっといいですよ!
例えば
この写真はf1.8で写真全体を緑で覆ういわばフィルターのようなイメージでボケさせていますが、
この桜のように周りの桜は花びらを判別できる程度のボケにしています。
これは僕が勝手にイメージとして持っていますが、同じ系統の花などに囲まれてすごい満開ですよ!とかそういうのを表現したい時にはボケを小さめにします。
逆に、同じ系統の花に一本だけ背の高い花とか色の違う花が混じっているなど、その一本だけを写したい時にはボケを大きくする感じですかね😊
まだあるf値の使い方
皆さん、こんな写真は見たことありますか?
このように太陽がウニウニしている写真です。
ウニウニというか、輝いてる感じ?(笑)
他にも夜景で街灯が輝いているような写真ありますよね!
こういう時にもf値を使います。
f値を絞ると、
こんな風に光が入るようになります。なのでこの光芒の数は絞りの羽枚数で決まります。
また、絞れば絞るほどその光芒の長さは長くなります。
こんな感じですね!(笑)
なのでウニウニした写真を撮りたい方は一度試してみてください!😊
解像度
最後にこれを解説しておこうと思います。
レンズの性能として解像度がありますよね!
実はこれf8〜10の時が一番性能を引き出せるんです!なので風景写真を撮っている方は皆さんf8くらいで撮影していると思います。
もちろん明るさや、撮りたい写真によってあえてボケさせたいなどの関係で少し変更することもありますが基本はこれで僕も撮るようにしています。
こんな感じで手前の水面から奥の堤防、空の雲まで全てピントが合っていて、なおかつ解像度が良くなります。
解像度がどれくらい変わるのか、というのは下のリンク先で詳しく解説されているのでこちらをどうぞ!
https://camera-web.jp/beginner/exposure/fnumber-f8
というかこの方の記事を読んで貰えば全部わかるから僕が書く意味ないんじゃ…(笑)
それはさておき、今回はこれくらいにしておこうと思います!皆さんぜひ絞りを使いこなしてくださいね!😊
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!👍